椿賞2021最終予想｜トーセンジーザス一択で勝負！

3月は世間一般的には別れの季節である。
卒業式や移動などで送迎会などが多く行われる時期であるが今年はコロナ禍ということもあり、街は例年の賑わいとはかけ離れている。
競馬界も同じである2月最終週～3月1週目に賭けては引退とデビューが一気にくる＠。
まるでお盆と正月が一気に来たような忙しさだ。
先週末でJRAから8名の調教師と1人の騎手が引退又は勇退した。
騎手は天才・武豊騎手と同期の蛯名騎手です。
最後の騎乗日となった日曜日は大暴れでしたね。
一部競馬ファンの間では忖度など言われていますが、これは昔から競馬にはつきものです。
なにも不正ではなく、蛯名騎手が築き上げた人脈が関係しています。
最後に勝たせてあげようと馬主や調教師サイドから打診が多くあるからでしょう。
先週の2日間だけで単勝回収率288％、複勝回収率299％とどちらも3倍近くの数字をたたき出しています。
蛯名騎手のファンの方は引退で悲しまれたと思いますが、馬券の方が大勝ちしたのではないでしょうか。
蛯名騎手、お疲れ様でした。

今週の地方競馬は非常にゆったりしております。
平日の重賞レースは木曜日の2レースのみです。
1日に複数の重賞を行うのであれば、出来れば違う日にしてほしいものですが。
重賞レースも楽しみなのですが、水曜日の南関も楽しみです。
その週で一番メインとなるレースが来やすい傾向にあるので。
今週の水曜日の南関メインも面白そうなレースです。

今週は川崎開催で水曜メインは昨年から設定さえた準重賞の椿賞です。
このレースは直接クラシックに繋がるレースではないのですが、羽田盃のトライアルレースのクラウンカップに向けてのトライアルレースです。
中央の感覚で話をすると無茶なローテーションですが、地方競馬はレースで馬を鍛えるということもあるのでクラシックにつながる最初のレースって感じですね。

まずはいつも通り全馬を少しずつ見ていきます。

1番　シャイボーイ　牝3　55.0㎏　高橋騎手
まだまだ競馬が出来ていませんね、
まずは競馬をしっかり覚えてい自己条件の重賞にトライしてほしいです。

2番　サンエイウルフ　牡3　55.0㎏　保園騎手
デビューから6戦しているが、一度も掲示板を外していません。
安定感もありながら、2走前の鎌倉記念のように強敵相手にでも食らいつける強さもある。
能力的には問題ない。
ただ今年初戦な上に初コンビの保園騎手との相性も気になる。

3番　ジュエル　牡3　55.0㎏　張田騎手
ジュエルもデビューから6戦して一度も掲示板を外していない
さらに馬券を外したのは一度だけなので安定感もある。
ただ相手なりで勝きれない点もある。
今回のメンバーレベルは問題ないが勝ち切れるかは不安。

4番　フォルベルール　牡3　55.0㎏　笹川騎手
移籍後も惜しい競馬が続いている。
相手なりには走るのですがなかなか勝ち切れない印象。
ただし今回は一気に相手関係が強化される。
笹川騎手を手配したがどこまでやれるか。

5番　ペイフォン　牡3　55.0㎏　西村騎手
まだまだここでは力不足。
しっかり力をつけて再度重賞に挑戦してほしい。

6番　ノートウォーゾー　牡3　55.0㎏　的場騎手
大井移籍後はハイレベルなメンバーの中でしっかり結果を残しているのは好印象。
前走の雲取賞では強敵相手に自分の競馬を貫いて5着と見せ場をしっかり作れた。
今回も逃げの手で攻めるでしょう。
ただ前走の競馬から変にマークされなければいいが。

7番　キャッスルヒーロー　牡3　55.0㎏　本田騎手
凡走まではないが、馬券にも絡みきれていない印象。
マイルもやや長いか。
ただ今回は得意の川崎なのでコース適性は問題ない。
相手関係も強いので適性だけでどこまでカバー出来るか。

8番　ロッティミニスター　牡3　55.0㎏　左海騎手
小久保厩舎の主戦騎手である左海騎手が騎乗します。
これは勝負気配ありと考えるべきなのだろうか。
前走より斤量はラクになるのでパフォーマンスは上がるでしょう。
厩舎パワーが凄いのでどこまで成長させているか。

9番　リコーシンザン　牡3　55.0㎏　伊藤騎手
キャリア10戦しつつも掲示板を外したことは一度もない安定感は光っている。
川崎は初なるが、2走前に出走しようとしていたので陣営としては走れると踏んでいるのだろう。
1200mで経験値を積んだ馬なのでいきなりのマイルに対応できるか微妙。
対応出来れば好勝負を演じてくれるでしょう。

10番　リーチアディール　牡3　55.0㎏　森騎手
戦績的にはメンバーの中では浅い方ではあるが、能力は相当のもの。
前走は中央馬相手に好勝負を演じたのでここでも期待したい。
鞍上も地方トップ騎手の森騎手なので楽しみである。

11番　トーセンジーザス　牡3　55.0㎏　矢野騎手
デビューから一度も馬券を外していない。
使うたびに馬が良くなっているし、マイルも対応できるのは証明積み。
相手関係は強化なのでどこまでやれるか楽しみです。

12番　ソデシアックレーヴ　牡3　55.0㎏　石崎騎手
前走は中途半端な競馬で凡走。
仕切り直しの一戦と行きたいが、相手関係強化でどこまでやれるか。

13番　ニヨドスマイル　牡3　55.0㎏　山崎騎手
安定感がありながらも実戦経験が豊富。
レースでしか培われないアドバンテージをこの枠から活かし切れるか。
また後ろから競馬をする馬なので展開の助けも必要。
条件が向かないと好走は厳しいか。

以上が椿賞の全馬診断です。
次に最終予想に入っていきます。

期間限定！プロ馬券師の予想が見れる「オッズアカデミー」