【エンプレス杯2021予想】サルサディオーネ苦手な舞台で軽視！

昨日は蛯名騎手にスポットを当てたが、今回は調教師にスポットを当てたい。
先週で引退又は勇退した調教師は8人います。
その中でも松田調教師と石坂調教師と角居厩舎は日本の競馬界の顔ともいえる大物調教師でした。
GⅠでも常連の調教師さんですし、本当に管理されていた馬には何度もお世話になりました。
表現が合っているのかわかりませんが、なんかぽっかり穴が開いた感じですね。
私が競馬を始めたときから活躍している調教師さんですし、昨日触れた蛯名騎手もそうでした。
あまり感じることはありませんでしたが、大物の調教師や騎手の方が一気にいなくなると不思議な気持ちになります。
それでも競馬は続きます。
彼らが愛した競馬がこれからももっともっと発展し、いつか競馬人気のピークを更新出来ればと思います。

木曜日は東西で2重賞行われます。
関東では南関の川崎競馬で交流重賞レースのエンプレス杯が行われます。
11頭とフルゲート割れしているのは気になりますが、交流重賞なので注目度は高めです。
牝馬限定で2100m戦とは特殊な条件ですね。
しっかり的中させたいです。

まずはいつも通り全馬を少しずつ見ていきます。

1番　マドラスチェック　牝5　55.0㎏　森騎手
最内枠と良い枠に入りました。
中央馬に地方トップジョッキーの森騎手が騎乗してくれるのは心強い。
前走は展開的に前に行く馬は厳しかったが、そのなかで4着と負けて強しの内容。
このコースは関東オークスで好走しているコースなので適性面は問題ない。
叩き2戦目の上積みにも期待したい。

2番　レーヌブランシュ　牝4　56.0㎏　松山騎手
マルシュロレーヌとの力比べは終わっているので逆転は難しいか。
さらに今回は初56㎏と逆転するには難しい条件である。
適性面は関東オークスを制しているので問題ない。
マルシュロレーヌにいどこまで迫れるか。

3番　ヒキュウ　牝4　55.0㎏　笹川騎手
川崎では良績を残しているが、前走中央条件で全く歯が立たなかった。
今回はその中央馬もホームに迎えるが、さすがにそれだけで逆転出来るとは考えにくい。

4番　サルサディオーネ　牝7　55.0㎏　矢野騎手
逃げてどんなペースを作るのか楽しみですね。
前走はつつかれたが、今回はスムーズに競馬が出来るでしょう。
ただ昨年の結果から考えると息が入っても厳しいか。
タイトなレースなので逃げ脚質には厳しい展開になる。

5番　プリンシアコメータ　牝8　56.0㎏　岩田康騎手
隣に標的がいるので無理せず行けるので良い枠と言える。
年齢による衰えもないし、まだまだこのメンツならやれる。
今回は斤量もラクになる。
このレースの超リピーターなので軽視は出来ない。

6番　シャイニングアカリ　牝5　55.0㎏　御神本騎手
もともと力不足なので、中央馬の相手なんか出来ない。
鍛えなおしてほしい。

7番　ダノンレジーナ　牝5　55.0㎏　本橋騎手
小久保厩舎管理馬なので軽視は禁物。
川崎も問題ありませんし、競馬センスのある馬なのでこのメンバーでも楽しみ。
距離が気になるが、こなせれば上位喰いも。

8番　ローザノワール　牝5　55.0㎏　石橋騎手
今回も控えるか、それとも逃げるか。
どちらを選んでも相手が揃ったので厳しい競馬にはなる。
石橋騎手の手腕が問われる。

9番　ハクサンアマゾネス　牝4　55.0㎏　小杉騎手
金沢では抜群の戦績を残している。
移籍初戦となった前走でも南関で通用するレベルである事は証明した。
今回はさらに相手関係強化を勢いで乗り切れるか。
いや、さすがにそれは厳しいのではないか。

10番　グランデストラーダ　牝5　55.0㎏　本田騎手
中央からの移籍初戦も3勝クラスで好走出来ていない。
ここでどれだけ出来るかは走ってみないと分からない。
いきなりにはしてはハードル高めだ。

11番　マルシュロレーヌ　牝5　56.0㎏　川田騎手
交流重賞2勝を挙げているので、能力はトップクラス。
ロングスパートが出来る馬なので川崎はピッタリのコース。
結果を残せていない左回りだが走れないわけではない。
川田騎手が凡ミスしないように祈るばかり。

以上がエンプレス杯の全馬診断です。
次に最終予想に入っていきます。

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最終予想

川崎2100mの長丁場ですね。
昨年のサルサディオーネは最後まで息が持たずに脱落。
船橋だと終いまで踏ん張れますが、川崎だと甘くなります。
今年もある程度人気になりそうなので、飛ばして妙味を求めたいですね。

展開を考えるとサルサディオーネの単騎逃げ。
番手にマドラスチェックとプリンシアコメータが付けて、プレッシャーをかける。
JRAから移籍の10番グランデストラーダもある程度のポジションは確保しそうです。
ある程度流れる競馬になるでしょうから、差し馬重視で入りたいと思います。

◎11番マルシュロレーヌ
中団からの上がり最速で勝利が板についてきました。
道中押し上げてくロングスパートに強いですし、川崎で求めらえるのもこの点です。
先週の阪急杯でやらかした川田騎手ですので、今回は大丈夫でしょう。

○2番レーヌブランシュ
前走マルシュロレーヌの2着と踏ん張りました。
昨年の関東オークス馬ですし、厳しい流れになっても終いまで粘れます。

▲1番マドラスチェック
先行勢には厳しい流れになると見ますし、TCK女王杯ではその流れに屈した感はありました。
ただ関東オークス2着以降も堅実な走りは出来ているため、押さえは必須でしょう。
叩き2走目で前走の+13㎏よりは状態が上がっているとみています。

△7番ダノンレジーナ
浦和巧者ですので、川崎でも通じると思います。
展開的にも前で粘る必要はないため、マイペースでいって上がり勝負でどこまで迫れるか？
そんな競馬になるでしょう。
浦和から大井に替わったときにスムーズな競馬ができていたので、器用さも持ち合わせています。
JRA勢に割って入るとしてたらこちらでしょう。

×5番プリンシアコメータ
2年前の勝ち馬ですし、斤量も2㎏減で前進です。
前走は逃げて粘った形でしたが、サルサディオーネ潰しをしつつでも粘れるでしょう。

印は以上です。

馬券は3連複フォメ
11－1,2－1,2,5,7

5点でいきましょう。

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