【名古屋大賞典2021最終予想】印4点！上位拮抗でボックス勝負！

今週は暗いニュースが多かったの最後くらい明るい話題で。
今月末に行われる中央GⅠの高松宮記念に参戦する馬が発表されていますね。
もちろんまだ時間があるのでどうなるかは枠順が発表されるまでわかりませんが、今年の高松宮記念はかなりレースの質が高くなりそうです。
昨年の香港スプリントを制したダノンスマッシュ、昨年のこのレースの勝ち馬で連覇を目指すモズスーパーフレア、好走したクリノガウディーなど豪華メンバーが集まりそうです。
その中でも注目は前走の阪急杯でレコードを叩き出したレシステンシアですね。
まだまだ成長しそうな乙女がどんな競馬を魅せてくれるのか楽しみです。

さて本題にはいります。今日は3日間連続開催されてきた地方重賞の締めくくりでもある名古屋大賞典の予想をしていきます。名古屋大賞典は交流重賞なので地方馬だけでなく、中央馬もいます。今回は5頭の中央所属馬が参戦しています。さらに開催される名古屋に所属している馬だけでなく、大井と兵庫からも骨のあるメンバーが参戦します。交流重賞はどのレースもそうなのですが、比較的中央馬有利です。今回もおそらくはそうなのですが、逆転可能の地方馬もいるのでまずはゆっくり見ていきます。

まずはいつも通り全馬を少しずつ見ていきます。

1番　ジンギ　牡5　54.0㎏　田中騎手
兵庫のエースの参上です。
地元での戦績を見る限りでは能力的には問題ないです。
連勝しているのでその勢いも怖いが、不安要素がないわけではないです。
初中央馬との1戦に輸送の心配もあります。
地方馬相手には安定しているが、中央馬相手にどこまでやれるか。

2番　スギノグローアップ　牡8　54.0㎏　繁田騎手
大井からの参戦です。
さすがに今回の相手はかなり手強いのでいつも以上の競馬は難しいでしょう。

3番　ポルタディソーニ　牝7　52.0㎏　宮下騎手
地元馬なので適性面は問題ありませんし、近走の結果から状態面が上がっていることが予測出来ます。
ハンデと先行力でどうにかなるほどラクなメンバーではなです。
全てを出し切れて掲示板がやっとか。

4番　ドリームスイーブル　牡6　54.0㎏　大畑騎手
自己条件でも最近は結果を残せていません。
今回は大幅相手関係強化の一戦なので無事に回ってきてほしい。

5番　メイショウカズサ　牡4　54.0㎏　松山騎手
動き的にはまだまだ良くなると思っています。
ただ相性の良い松山騎手に乗り替わるので、うまく逃がしてあげればチャンスはある。
休み明け初戦なのでパドック気配は注視したいです。

6番　ウインユニファイド　牡9　54.0㎏　和田騎手
もう9歳馬衰えが出てきていますね。
これからは地方行脚でしょうか。
前走の佐賀記念の競馬内容からでは地方も問題無さそうですが、ワンパンチ足りない感じがします。

7番　クリンチャー　牡7　58.0㎏　川田騎手
このメンバーでは実績も実力も上位です。
前走の佐賀記念はなかなか強い内容でしたが、嵌った感じもありました。
今回はマークされるでしょうし、展開的にも厳しい部分があるかも知れません。
ただ地力でまとめてしまう可能性もあります。
どんな競馬をするのか楽しみです。

8番　メイショウオオゼキ　セ11　54.0㎏　加藤騎手
地元馬ですが、このメンバーで追走に賭けるのはさすがに厳し過ぎる。
ココは工夫が必要ではないでしょうか。

9番　ノーブルサターン　牡7　54.0㎏　戸部騎手
中央馬優勢なのは百も承知の上で地方馬で推したい馬ですね。
前走の内容が非常に良かったです。
コース適性も問題なく、斤量も軽くなので走ってくれと言わんばかりの条件です。
勝ち負けは厳しくても複勝圏内なら。

10番　ロードブレス　牡5　57.0㎏　C.ルメール騎手
前走の川崎記念は馬券購入した方には申し訳ないのですが、完全に調整ミスって感じでしたね。
今回は前走よりメンバーがラクになり、条件的にも好転するので自分の競馬が出来れば勝ち負け出来るでしょう。
鞍上のC・ルメール騎手もここはやる気になってほしいですね。

11番　サンデンバロン　牡9　54.0㎏　丹羽騎手
地方馬限定ならチャンスがあったのですが、今回は中央馬はじめ他地区から強敵もいるので、厳しいレースになるでしょう。
どこまで力が通用するか。

12番　バンクオブクラウズ　牡4　54.0㎏　大野騎手
4歳馬なのでまだまだ伸びしろがありますが、今回は今までの戦歴の中でもメンバーが揃った1戦です。
初地方などの不確定要素もありますし、大外枠なので少し手が回しづらいです。

以上が名古屋大賞典の全馬診断です。
次に最終予想に入っていきます。

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以前はスマートファルコンやエスポワールシチー、ホッコータルマエ等のG1級の馬が出走し、
しっかり勝ち切るレースでしたが、ここ3年はG1級というよりは、地方交流重賞転戦組の活躍が目立ちます。
名古屋1900mはコースを1周半するイメージですが、JRA勢の平均的なスピードに
地方所属馬では追走で手一杯となるのが通常です。
今回はジンギが出走し、どこまでやれるか楽しみな面はありますが、予想は手堅くいきましょう。

◎10番ロードブレス
日本テレビ盃勝利、浦和記念はダノンファラオとタイム差なし。
前走川崎記念は仕上がり緩く、公開調教のような印象でした。
右回りは京都のみですが、3戦3勝と良績です。
クリンチャーが人気になると見ますが、そこを差せるのはロードブレスと考えます。
ルメール騎手も重賞で勝ち切れていないので、勝ちに行く競馬になるとみます。

○7番クリンチャー
佐賀記念はスピードの違いで押し切りましたが、ややレベルは上がったメンバーです。
先手を主張すると厳しい流れになりますし、控えるとロードブレスが差してくる。
難しいレースになりそうです。
もろもろの条件を跳ねのけるだけの地力があるならいいのですが、
実力は認めつつもむしろ3着とかで配当妙味を狙いたい一戦です。

▲9番ノーブルサターン
南関所属で、狙いたい一頭です。
前走はポルタディソーニ以下を寄せ付けず、レベルの違いを見せました。
斤量は3㎏軽くなりますし、東京大賞典を目安にすれば3kgの恩恵があればチャンスです。
逆転するとまではいいませんが、入着なら。

△5番メイショウカズサ
手の合う松山騎手に戻ります。それがまずは買いですね。
週末を考えると、勝たない方がいいかも。△が妥当でしょう。
逃げを打ってそのまま残すならここだと考えます。

印は以上4頭です。
馬券の買い方が難しいところはありますが、
馬複・3連複でボックス10点いきましょう。

馬複ボックス
5,7,9,10
（6点）

3連複ボックス
5,7,9,10
（4点）

クリンチャーが3着で馬複が跳ねて、
4着で馬複も3連複も跳ねるという見込みです。

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