先週金曜日に笠松競馬から自粛継続の発表がありました。
ファンとしては「またか・・・。」という気持ちになってしまいました。
4月に開催されるはずだった合計9日間の開催を自粛すると発表しました。
このままずっと自粛自粛で逃げるつもりなのでしょうか。
そろそろ結果を出す、出せない程難しい問題なのであれば中間報告をするなど、やり方はいろいろあるはずです。
とにかく形として出ないのであれば、第三者を介入した方が早く解決出来るのではないでしょうか。
笠松所属の馬たちは元気なのか心配ですね。
さらにJRAでも持続化給付金問題で新しく厩舎従業員の1名が受給していたようです。
この問題もしっかり対処していってほしいですね。
今週は本来なら木曜日に笠松重賞があり、先週同様に3日間連続重賞開催でした。ただ笠松は開催自粛なのでレースがなくなっています。火曜日は高知で交流重賞の黒船賞が行われます。高知唯一のダートグレードレースです。昔の高知を競馬を知っている方にとってはこのレースは考え深いですね。今年も豪華なメンバーが集まりました。
まずはいつも通り全馬を少しずつ見ていきます。
1番 サクセスエナジー 牡7 58.0㎏ 松山騎手
毎年このレースに出走している中央馬で、一昨年の勝ち馬で、去年は3着なので、このレースに関して言えば複勝率100％とかなり信頼できる存在です。
今年も松山騎手が騎乗してくれるのも心強いです。
最内枠を引けたので今年は運もあります。
3年目なので鮮度はないが、崩れることは考えにくい。
2番 ブラゾンドゥリス セ9 57.0㎏ 永森騎手
まだ中央にいたときにこのレースを勝っています。
高知に移籍してからも安定した戦績を残しています。
たださすがに現状の力では中央馬には通用するのは難しいか。
年齢による衰えも出ていますしね。
3番 グリム 牡6 57.0㎏ 武豊騎手
地方経験豊富な中央馬なので遠征などは問題ないです。
ただ今回は距離と休み明けの2つの問題があります。
いきなりの大幅距離短縮に対応できるか、約1年半ぶりの実戦にしては条件的には過酷か。
レジェンド武豊騎手の手腕に期待。
4番 ヴァケーション 牡4 56.0㎏ 宮川騎手
川崎からの遠征馬でGⅠ馬です。
ただそのGⅠは完全にジョッキーのファインプレーだったので評価しづらいです。
今回は吉原騎手でなく、地元の宮川騎手とコンビを組むのでその相性も気になります。
GⅠ馬のプライドを見せつけるか。
5番 ドライヴナイト セ8 56.0㎏ 笹田騎手
兵庫からの遠征馬です。
前走が高知なので経験している点は他地区からくる馬の中ではアドバンテージです。
安定感はあるのですが、近走の競馬からここは力不足と判断します。
6番 インペリシャブル 牡4 56.0㎏ 吉原騎手
川崎からの遠征馬です。
地方重賞も制している馬なので、交流重賞の今回も期待できます。
輸送などの課題はあるものの、吉原騎手も一緒に遠征するので勝負気配も感じます。
スピードを活かして先行争いに入れれば。
7番 スリーグランド 牡4 56.0㎏ 福永騎手
中央馬なのですが、今回が重賞初挑戦なのでどこまで通用するのか楽しみですね。
前走ラクに逃げて勝利したので、ここでもペースを作る存在になりそうです。
地方経験があるので砂の心配もないですし、スムーズに行けば。
8番 モジアナフレイバー 牡6 56.0㎏ 繁田騎手
大井からの遠征馬です。
前走の東京大賞典はさすがに相手が悪かったですが、今回のメンバーなら十分勝ち負け出来るメンバーです。
南部杯の競馬も見どころがあったのでここでも期待できます。
休み明けなので状態面はチャックが必要です。
9番 ノボバカラ 牡9 58.0㎏ 赤岡騎手
中央からの参戦なのですが、鞍上は高知の名手である赤岡騎手なので勝負気配がします。
近走の戦績はあまりパッとしません。
ただローテーションを考えると、ここを目標に調整したように思います。
叩き2戦目の上積みの期待したいです。
10番 アイアンブルー セ7 56.0㎏ 佐原騎手
地元馬なので高知での戦績はもちろん安定感抜群です。
ただ今回は初交流重賞なので交流重賞特有の流れが後ろから行くタイプの馬に合うかは微妙です。
近代競馬が先行脚質が有利な展開になるので、後ろから行く馬はやはりリスクが高いです。
11番 テイエムサウスダン 牡4 56.0㎏ 岩田康騎手
中央からの参戦なのですが、前走まさかの大敗には驚きました。
条件的には問題ないのですが、前走の大敗が引っかかりますね。
鞍上も初コンビの岩田騎手なので心機一転で巻き返すことが出来るか。
12番 スペルロマン セ7 56.0㎏ 倉兼騎手
地元のエース格と言えるでしょう。
昨年の反省を活かして、今年はここでも走れるゆとりのあるローテーションです。
高知競馬の成長の証を結果で見せてほしいですね。
以上が黒船賞の全馬診断です。
次に最終予想に入っていきます。
最終予想
素直に展開と実績から入りましょう。
確たる逃げ馬は不在のため、3コーナー手前くらいからのロングスパート合戦ですね。
スピードと持続力の両方が問われる一戦になりそうです。
◎8番モジアナフレイバー
マイルCS南部杯で好走、能力は高いです。
距離短縮ですが、今年はマイル前後を主戦場にしていくのでしょう。
東京大賞典で3着、マイルCS南部杯も3着等、JpnⅠで入着の実績もあります。
地力はJRA勢を含めても一枚上でしょう。
○1番サクセスエナジー
地方交流重賞の1400m戦では押さえないといけない馬ですね。
▲3番グリム
長期休み明けですが、ポテンシャルは相当高いと見ていました。
休み明け初戦、武豊騎手が逃げてくれれば残り目も十分と見ます。
△9番ノボバカラ
ここも地力の高さで押さえないといけないでしょう。
×7番スリーグランド
前走のように逃げるのでしょうか？
ただ、そこまで甘い流れにはならないので、押さえまでです。
×11番テイエムサウスダン
岩田騎手の乗り方一つだと思います。
外枠を引きましたが、上手くインを付ければ。
馬券は3連複2頭軸でいきましょう。
1,8－3,7,9,11
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