【戸塚記念2022予想】逃げ馬ロマンスグレーから勝負！

先週は国内で馬券が買える海外競馬では無かったのであまり注目度はありませんでしたが、フランスのロンシャン競馬場で凱旋門賞の前哨戦のニエル賞が行われました。
ダービーをレースレコードで勝利したドウデュースが日本から参戦しました。
2016年マカヒキ以来の優勝を目指しましたが4着に終わりました。
初めての海外の馬場だったのもあったかもしれませんが、最後伸びませんでしたね。
ただ関係者は非常に前向きに結果をとらえているので安心しました。
本番はあくまでも凱旋門賞なので、この位がちょうど良い感じなのでしょう。
のこり3週間でドウデュースはどこまで進化するか楽しみですね。

今週は木曜日に重賞が乱発されます。
その中でも注目しているのは南関で開催される戸塚記念です。
3歳限定の長距離戦でなかなかのメンツが集まりました。
中央からの転厩馬もいるので見応えもあるでしょう。

戸塚記念に出走するメンバーを少しずつですが見ていきます。

1番　ファルコンソード　牡3　56.0㎏　本田騎手
距離延長は歓迎材料でしょう。
川崎コースのみで結果を残しているので適性面は問題ないです。
自己条件では走るのですが、重賞レースではどうでしょうか。
さらに今回は初コンビの本田騎手。
メンツを考えると少し未知数な部分が多いです。

2番　マイブレイブ　牡3　56.0㎏　澤田騎手
前走の終盤の追い上げは凄かったですが、もう少し位置取りが違えばともいえる競馬でした。
今回も澤田騎手が継続騎乗なので前走のリベンジ戦といえるでしょう。
ただここまで1800m戦が最長距離だったので、いきなりの2000m越えは少し高いハードルかも知れませんね。

3番　ショットメーカー　牡3　56.0㎏　張田騎手
連勝中ではあるものの、ここは格上挑戦なので厳しい戦いにはなるでしょう。
距離もマイルまでしか経験がありませんし、未知数な部分が多いです。
ここでいきなり通用するかはわかりませんけど、連勝中の勢いで強敵にぶつかってほしいです。

4番　カイル　牡3　56.0㎏　本橋騎手
今年の東京ダービーを制した馬なので適性面は問題ありません。
久しぶりなのは気になるのですが、今年のメンバーなら中心視しても問題ないでしょう。
ただ気になるのは今年は好走と凡走を繰り返しているので、今回は凡走の番だけに結果はどうなるか。

5番　コスモポポラリタ　牝3　54.0㎏　和田譲騎手
前走は高知遠征を敢行して高知優駿に挑みましたが3着と惜しい結果に終わりました。
ただ距離延長に対応出来たのは収穫ですし、まだまだ距離が伸びても問題なさそうです。
血統的にも距離延長はプラスなので、今回の条件は歓迎でしょう。
初左回りでどんな競馬を見せてくれるのか楽しみです。

6番　スピーディキック　牝3　54.0㎏　山崎騎手
関東オークスを逃してしまい南関牝馬三冠は達成出来なかったものの、前走は交流重賞でもあるので中央勢相手に3着は健闘しました。
今回は牡馬を相手にしないといけませんが、前走で激しい流れは経験済みなので問題ないでしょう。
骨のある牡馬相手にどこまで善戦出来るか楽しみです。

7番　グッドボーイ　牡3　56.0㎏　庄司騎手
キャリア5戦で4勝とまさに馬名に負けていない実績です。
連勝中の勢いがありながらも、まだまだ未知数な部分が多いです。
このメンバーに入ると物足りない感があるものの、1発があっても驚けません。

8番　フレッシュグリーン　牡3　56.0㎏　藤本騎手
ここ2戦は距離延長続きで、2戦とも凡走しているので距離延長はマイナス材料でしょう。
相手関係も大幅強化されるので、馬券圏内はさすがに厳しいでしょう。
今後の成長のためにも経験しておきたい相手関係といったところでしょうか。

9番　アイウォール　牡3　56.0㎏　笹川騎手
前走の高知遠征は初体験のことが多く力を出しきれなかった印象はあるものの、メンバーレベルを考えても上位は狙えたはずです。
ただ結果は4着なので別の敗因があるのでしょう。
最も有効なのが距離。
1800mまでといった感じなので、距離延長は厳しい競馬になるでしょう。
相手関係も強化なので、厳しい競馬になるでしょう。

10番　ロマンスグレー　牡3　56.0㎏　左海騎手
デビューからずっと連対していましたが、前走で初めて馬券から外れました。
一度敗退するとずるずる負けていくパターンもあるので、陣営としてもここが試金石の一戦でしょう。
長所という長所はないが、距離さえクリア出来れば堅実に走ってくれるでしょう。

11番　マーシテイクオン　牡3　56.0㎏　石崎騎手
連勝で挑んだ前走のトライアルは強敵相手に善戦しました。
ただレース内容的には逆転するのはかなり難しいですし、今回は前走以上にメンバーが集まったのでかなり厳しい競馬になるでしょう。
石崎騎手が新味を出すことが出来ても掲示板がやっとか。

12番　デルマアズラエル　牡3　56.0㎏　真島騎手
真島騎手に乗り替わるのは良いのですが、矢野騎手とも相性が良かったので残念です。
近走は2戦連続連対しているので調子はいいのでしょう。
実力的には少し微妙なラインではあるものの、勢いと状態面の良さだけでどこまで食らいついていけるか。

13番　ライアン　牡3　56.0㎏　森騎手
重賞勝利経験もあるので強い馬なのですが、どのタイミングで走るのか見極めるのが難しいです。
重賞でも走ったり、走らなかったりの気分屋さんなので、馬券の中心には向いていないタイプです。
ムラはあるが強い馬なので、評価の仕方が肝心という感じですね。

14番　ティーズハクア　牝3　54.0㎏　達城騎手
戦績は安定しているものの、メンバーレベルを考えると今回とは違うのであまり参考になりません。
関東オークスの競馬を見ても地方上位陣と差があるのは確かなので、個の力だと凡走するかもしれません。
大外枠から競馬を見ながら、展開にも助けられたらチャンスはありそうです。

以上で戸塚記念の全馬診断を終わります。
ということでここから最終予想をしていきます。