全日本2歳優駿予想｜ミューチャリーがJRA所属馬を一蹴できるか？！【2018年12月19日】

19日（水）川崎で開催される全日本2歳優駿を予想しておきます。
レースは20:10発走です。

レースは川崎の1600m（左）となります。
昨年の勝ち馬にルヴァンスレーヴがいますし、過去5年の勝ち馬は錚々たるメンバーが揃います。

また、JRA交流重賞ですが地方所属馬が3着以内に入ることも多く、JRAだけ買えば良いというレースではありません。
地方のトップクラスは押さえておいた方が間違いがないでしょう。

各馬に短評を入れておきます。

1番マイティウォーリア
前走平和賞は人気以上の激走でした。船橋は合っていた予感です。
ただ、ブリーダーズゴールドカップジュニアでは大敗。
走り時が読みにくいのですが、井上騎手が参加していない時点であまり勝負気配はないのかなと感じます。

2番メイクハッピー
JRA所属でデビューからルメールが騎乗して2連勝。
いずれも14頭以上の多頭数を捌いての勝利で、内容も実績も素晴らしいです。
気になるのはルメールがこちらに乗らないことくらいでしょうか。
Cデムーロはこの秋、他の先輩外国人騎手に遠慮するところが見らえるので、兄デムーロとルメールが一緒に乗るとなると若干割り引いてみておきたいです。

3番イグナシオロード
先月の北海道2歳優駿ではいい粘りを見せて写真判定2着からの10分後に1着になる大逆転劇でした。
3着以下は5馬身突き放していますし、経験豊富な門別馬。
展開のカギを握る一頭で、今回も逃げを打ちそうですね。
初の遠征がどうかでしょう。

4番ハルディネロ
南関でじっくり成長を待つべきでしょう。

5番デルマルーヴル
前走兵庫ジュニアグランプリは強い競馬でした。
Mデムーロは12月に入って乗れていますし、今の勢いなら買いでしょう。
展開的に差し届くかどうかの見極めだと思います。

6番ヒカリオーソ
平和賞で逃げて勝利と、この馬は逃げたほうが良いという傾向が明らかです。
今回も押して押してハナを主張するでしょう。
同型がいるだけに展開的には苦しいと見ます。

7番エムオータイショウ
門別で5戦4勝2着一回とまだ底を見せていません。
距離延長が厳しい気はしますが、レース全体を引き締めた流れを作ってくれそうです。
展開のキーマンとして位置付けます。

8番カネトシテッキン
南関でも苦戦気味ですので、ここでは荷が重たいでしょう。

9番ショウナンガナドル
JRA所属として参戦ですが、短い距離をメインで使っていましたし、オキザリス賞でデルマルーヴルに完敗。
買い材料的には厳しいでしょう。

10番ミューチャリー
南関所属のエース候補です。ここは素直に買いでいいでしょう。
まだまだ底を見せていませんし、前走も強すぎるくらいの内容でした。
川崎でも実績がある点もプラスですね。

11番ガルヴィハーラ
プラタナス賞を勝ってここへ駒を進めるのは昨年のルヴァンスレーヴと同じです。
同じ萩原厩舎ですので、当たり前っちゃ当たり前ですが。
ただ、ルヴァンスレーヴはMデムーロ騎乗に対してこちらはデビューからルメール。
今のルメールは一時期の勢いが落ちてきているので、その辺がどうでしょうか。

12番ノーヴァレンダ
2連勝で内容もいいですね。
ダートは西高東低が続いているイメージで、人気的にも期待したい一頭です。
好位から進めて終いも二枚腰で粘るので、後続を凌げるのではないかと期待します。

13番ウィンターフェル
北海道2歳優駿ではJRA所属馬を相手にせず、同じ門別のイグナシオロードと叩き合い、結果2着。
中団差しのタイプだけに外枠はあまり不利ではないでしょう。
軽視されているようでしたら、森泰斗騎乗ですし穴で狙ってみたい一頭です。

14番スズブルースカイ
近走内容からは買い材料は見当たらないですね。

以上、14頭に印を入れました。
今年は地方所属馬の中でどこを買えばいいのか？というのもポイントになりそうです。

印を考えていくと難しいですね。これは「見」でいいような気がします。

◎5番デルマルーヴル
○10番ミューチャリー
△2番メイクハッピー
△11番ガルヴィハーラ
△12番ノーヴァレンダ
×3番イグナシオロード
×6番ヒカリオーソ
×13番ウィンターフェル