秋GⅠが始まりました。
やはりGⅠレースは盛り上がります。
ネットでも盛り上がっていて非常に楽しかったです。
予想と馬券もついてこればいいのですが、それはまた別のお話です。
そして日曜日の深夜に行われた凱旋門賞。
今年も日本の夢はロンシャンの壁に阻まれました。
クロノジェネシスもディープボンドも攻めた競馬をしましたが、世界の壁は高かったです。
武豊騎手も日本人ジョッキーの代表と挑みましたが、力及ばずでした。
日本の偉業達成は来年以降に持ち越しとなりましたが、また来年の凱旋門賞もきっと盛り上がるでしょう。
夢の達成は来年出走する日本勢に託しましょう。
今週も地方競馬は重賞盛りだくさんです。
その中でも注目は水木と2日間連続で行われるグレードレースです。
ともにナイターの大井競馬場で行われます。
水曜日は1200m戦の東京盃が行われます。
5頭のJRA馬が参戦するのですが、地方税も負けていません。
見応えのあるレースになりそうです。
それでは、全馬を少しずつ見ていきます。
1番 レッドルゼル 牡5 56.0㎏ 川田騎手
中央勢の中でも厄介なレッドルゼルが最内枠に入りました。
厄介な理由は海外帰り初戦という点。
能力的には十分足りますし休み明けも問題ないタイプなのですが、いかせんし海外帰り初戦なので信頼度に欠けます。
ただ鞍上はトップジョッキーの川田騎手なので取捨が難しい存在です。
2番 サブノジュニア 牡7 58.0㎏ 矢野騎手
ここが本番とは思えないが、得意コースなので要警戒です。
昨年のJBCスプリントを制するなど中央勢との対戦経験も豊富なので力負けするとは思えません。
58kgのハンデも背負いなれているので問題なし。
ただ湿った馬場が得意なので暑い日が続いているので良馬場でどうか。
3番 フランシスコダイゴ 牡6 56.0㎏ 今野騎手
小久保厩舎所属ではあるものの、近走の結果からは触手は動きません。
年齢を重ねて1200mよりも1000mの方が合っている印象です。
相手関係も強化なので厳しい。
4番 コパノキッキング セ6 57.0㎏ C.ルメール騎手
武豊騎手がフランス遠征中のため、C.ルメール騎手に乗り替わります。
目標はこの先のJBCなのでここで本気を出すとは思えません。
ただ叩き2戦目で斤量もラクになるので地力だけで好走する可能性も十分考えられます。
5番 リュウノユキナ 牡6 56.0㎏ 柴田善騎手
JRA勢の中で最も信頼出来る戦績です。
近走の安定感と3走前の東京スプリントの競馬を観ればここで崩れることは考えにくいです。
ただ本番はここではなくJBCでしょうから、どこまで力を出し切るか。
6番 ヴァルラーム 牡5 56.0㎏ 町田騎手
コース相性は問題ないものの、近走の戦績ではここでは太刀打ち出来ません。
ここでは掲示板も厳しいでしょう。
7番 クルセイズスピリツ 牡6 56.0㎏ 西騎手
逃げてどうかの馬なので、揉まれると脆い側面があります。
グレードレースではさすがに通用しない。
8番 ニシノレオニダス 牡4 56.0㎏ 笹川騎手
近2走の競馬が非常に安定しています。
メンバーレベルは違えど、大井1200m戦を得意としているので適性面は問題ありません。
さらに鞍上もこのコースを熟知している笹川騎手と鬼に金棒。
相手関係大幅強化の一戦でどこまで通用するか。
9番 ブルミラコロ 牡9 56.0㎏ 達城騎手
年齢的には衰えが出てもおかしくないが、まだまだ最前線で戦っています。
応援はしたくなりますが、馬券は別です。
今回はJRA馬も相手にしないといけないので、いつも以上に苦戦が強いられるでしょう。
どこまでJRA勢の流れにくらいついていけるか。
10番 サクセスエナジー 牡7 57.0㎏ 松山騎手
一昨年には3着と結果を残しているJRA馬。
フェブラリーステークス以降は地方行脚しているが、戦績は微妙。
今回揉中2週での出走に陣営の意図が読み取りにくい。
ただ陣営の勝負気配を読み取ることも出来る。
距離短縮で一変あるかは微妙なものの、叩き3戦目そろそろ覚醒なるか。
11番 ワールドリング 牡3 54.0㎏ 張田騎手
距離短縮で一気に才能を開花したワールドリング。
地方馬ですが人気の一角になることもありえます。
斤量も54kgと据え置きなのも好材料です。
相手は強力だが、勢いとハンデで襲い掛かりたいところ。
12番 ドーヴァー 牡8 56.0㎏ 東原騎手
サクセスエナジーよりもさらに間隔積めて夏からずっと使われています。
地方馬は本当にタフな馬が多いです。
力不足ではあるものの、これだけ頑張っている馬は応援したい。
13番 サイクロトロン 牡4 56.0㎏ 福永騎手
JRA勢の中では少し落ちる。
それでも中央馬ですし、2走前のクラスターカップのような好走もあるかも知れません。
さらに鞍上は先週のスプリンターズステークスを制した乗りに乗っている福永騎手。
彼が鞍上なだけで警戒が必要でしょう。
以上が東京盃の全馬診断です。
それでは東京盃の最終予想をしていきます。
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JBCまで約1か月。たたき台と見るか、常に勝ち負けと見るか。
そこまで簡単とは思えない一戦ですので、順調さに勝るところを中心にいきましょう。
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本番はJBCの気はしますが実績からもここから入りましょう。
競馬も安定していますし、東京スプリントもしっかり凌いで勝利しました。
引き続き56㎏なら大丈夫でしょう。
○2番サブノジュニア
こちらもJBCが本番な気はしますが地力は高い。
58㎏を背負いハンデはあるもののJRA勢の作るペースの方がこの馬には合っている。
▲11番ワールドリング
アフター5スター賞が思った以上に強かった。
54㎏も最後の一伸びで有利と見ています。ハイペースに対応できれば。
△4番コパノキッキング
武豊騎手がフランス遠征のためか、ルメール騎手を手配。
やはりJBCが目標と思われるが海外帰りも叩き2走目、良化期待。
×1番レッドルゼル
海外帰りの初戦は様子見も交流重賞の川田騎手警戒。
×10番サクセスエナジー
人気薄のJRA勢は注意というのと、敢えて間隔を詰めて使う点に陣営の本気度が伝わる。
×13番サイクロトロン
今、福永騎手に逆らってはいけない。
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