【新馬戦】道悪でも関係なしの末脚でサーベラージュが快勝!!【2016年11月19日】
【馬名】 サーベラージュ(牡2)
【日時】 11月19日(土)
【レース】 東京5R 芝1800m
【期待度】 ★★★☆☆☆☆ 【1600万級】
【適正距離】1600m~2400m
【適正】 芝
【父馬】 ヴィクトワールピサ
【母馬】 アスベンアベニュー
【調教師】 堀宣行(美浦)
【短評】
パドックから太目残りなのが気になる490㎏の馬体でした。少し落ち着かない様子でしたがレースに出走すると別馬の様に集中していました。道悪の馬場を気にしない走りで勝利したのでこの1勝は大きかったのではないでしょうか。ただメンバーレベルが小粒なので評価はここまでとしました。
こんにちは、新馬を斬る!虎徹です。
レースの総評としては、ゲートの出が良くて好スタート切って2番手を確保しました。道中はリズム良くレースしていましたが、少し行きたがる素振りを見せていました。抑えきれない手応えのまま4コーナーを回って先頭に立つと直線に侵入しました。鞍上のR・ムーア騎手がゴーサインを出すとグングン加速して道悪の馬場の中上り3F34.3秒の快速で他馬を突き放しての快勝でした。勝ち時計は1:50.4でした。
余裕残りの馬体でしたがスタートセンスが良く一気に好位のポジションを取りました。道中は少し行きたがる場面も見られましたがしっかり折り合いながらの競馬でした。ペースもやや遅い中での競馬なので我慢が出来た競馬ではないでしょうか。
直線に入る前に我慢が出来ずに行ってしまう形にはなってしまいましたが、鞍上のサインにしっかり反応良く応えていました。新馬には厳しい道悪馬場の中でしっかり伸びた競馬をしていたので適性が合っていたのかも知れませんが34秒台前半の末脚を繰り出せたのは非常に評価出来る内容です。
レース後にR・ムーア騎手がコメントしている通り、パドックでは少しうるさい素振りを見せていたのでまだまだ幼さは残っています。レース終盤でおその一面も見る場面がありました。首の使い方も固いのでもう少し柔らかく馬体を使ってくれれば距離延長も対応してくれそうです。この内容なら昇級してもすぐに通用するのではないでしょうか。